半世紀以上の間、常にタオルとともに私たち株式会社英瑞は、1965年、日本―台湾間での輸出入を行う会社としてそのキャリアをスタートしました。その輸出入の重要な商品の１つが、タオルでした。そして80年代に入って中国での事業に参画したのを機に、タオルの製造販売に乗り出しました。輸出入から製造販売へと事業形態こそ変化してきましたが、私たちの事業の歴史に、常にタオルの存在がありました。

他社に先がけ、いち早く中国に進出80年代にタオル生産工場を中国・江蘇省に新設しました。当時はまだ中国に進出する外資系企業は、ほとんどない中、他社に先がけてのこととなります。以来、私たちは、ヨーロッパ、アメリカを始めとした世界各地からの最新情報、生産技術、最新設備が集まり、そして経済発展著しい中国で、品質と生産性を高める努力を重ね、お客様と共に成長することができました。

中国の高品質綿×日本の技術で生産開始また、中国でのタオル生産を開始するにあたっては、現地の技術指導は日本のタオルメーカーが行いました。つまり私たちのタオル製造は、「中国の生産環境・素材」と「日本の技術」をあわせ持つ形でスタートしたわけです。

世界のトップブランドから選ばれる存在にその結果、私たちの工場は、品質においても生産力においても、今や中国有数の存在となりました。それはつまり、世界有数の工場であることを意味しています。そして、世界のトップブランドから選ばれる存在となることで、グローバルなビジネスを展開できるようになりました。この歩みをさらに力強いものにすべく、より複雑になった現代の様々なニーズやコスト高に適応させた、工場運営の合理化や自動化に取り組んでいます。また、ベトナム工場建設を進行させるなど、将来を見据えた事業投資も積極的に行っています。

素晴らしいタオルを通して、人々に豊かな時間を提供その一方、時代が流れても決して変わってはいけない、忘れてはならない役割があると考えています。「さまざまな国・地域の架け橋となり、素晴らしいタオルを通して、人々の日常が少しでも豊かになる」――それが私たち英瑞の喜びです。
今後とも株式会社英瑞をどうぞよろしくお願いします。